初雁煎餅に菊の打ち物 秋らしい取り合わせの干菓子。
元伯宗旦好の一閑四方盆に合わせてみました。
明日は旧暦8月15日。
台風一過の澄み渡る空に浮かぶ月が期待できそうです。
(この度の台風の被害に遭われた方に謹んでお見舞い申し上げます。)
初雁煎餅に菊の打ち物 秋らしい取り合わせの干菓子。
元伯宗旦好の一閑四方盆に合わせてみました。
明日は旧暦8月15日。
台風一過の澄み渡る空に浮かぶ月が期待できそうです。
(この度の台風の被害に遭われた方に謹んでお見舞い申し上げます。)
鬱陶しい梅雨空、を通り越し当地も「洪水警報」が出ていました。
お茶は、それぞれの季節を楽しむ方法を教えてくれていますが、
災害には無力かも知れません。(床上浸水にあったことがあるので・・実感です。)
一年間、茶の湯の歳時記のお話しをしてきましたが、
まだまだ語り尽くせません。
少しずつでも歩みを進め、茶の湯の楽しさを伝えることが出来たらと思っています。
七月からは、茶の湯の歴史をもう一度再確認してみたいと思います。
お近くの方はぜひご参加下さい。お持ちしています。
6月9日より13日
茶湯・晴山にて
夏の逸品茶道具展開催
総数は350点あまり、利休の花入、長次郎の赤茶碗、与次郎の釜
沢庵宗彭の一行書、野々村仁清の水指など、歴史的名作から、
現代の名工まで数多くの茶道具をご覧下さい。
今回も茶湯・晴山得意の樂茶碗も歴代で入荷中、
その魅力をご堪能下さい。
皆さんは茶会には、どういった思いでお出かけになっていますか?
何を目的においでになりますか?そう問われたときに、どう答えられますか?
実はこれ茶会を催す時の亭主の主題ともなるのです。
皆さんが、今まで茶湯にどう向き合ってきたのか、
あるいはどう取り組んできたのか、客の立場から考えることで、
もう一度はっきりした指針、目標が得られるのではないでしょうか。
席に来て頂くお客に喜んで頂くことは
とりもなおさず亭主がどう楽しんでいるかに関わっています。
亭主自らがわくわくすることがなくて何で客が楽しめますか?
一輪の花に感動する感性を養いつつ、
古来からの美意識を高め、
どきどき、わくわくするような茶湯をもう一度やってみませんか。
いつの間にか「侘茶」を知ったかぶりをして、
「上質な茶道具」に触れることを「罪悪」のように発言する人がいます。
茶湯は「美」を持って成立する筈なのですが。