籠花入
和物の籠の花入はやはり利休の見立てによるもので漁師の持つ「魚篭(びく)」からヒントを得た「桂籠」などは赤穂浪士の討入にも登場する程有名になりました。
唐物の籠花入はその品格から自ずと事なるものとなります。大方、和物籠花入は風炉の時期だけですが唐物は炉の時期であってもまた「草」の花入れではありますが書院にもふさわしい花入として扱う事も有ります。