田島碩應老師の軸
大阪府堺市 臨済宗大徳寺派・南宗寺沿革
南宗寺は、戦国武将の三好長慶が父元長の菩提のために、弘治二年(一五五六)に、大林宗套(普通国師)を開山に迎えて創建されました。中世貿易都市堺が最も栄えたこの時代に、茶道は南宗寺との間に深い親密な関係を結び、その形成期を迎えました。
特に、千利休居士は大林和尚をはじめ、笑嶺、春屋、古渓の歴代の和尚に厚く親交いたしました。二世の笑嶺和尚は、千家菩提寺の大徳寺聚光院の開祖になっており、南宗寺は利休居士より三千家歴代の塔所にもなっております。
大坂の陣により焼失するも、澤庵・清巌和尚らにより現地に再建されましたが、大東亜戦争にて伽藍の大半を失ってしまいましたが、近年、平成復興事業として客殿・庫裡の再建をいたしました。
田島碩應老師(たじませきおう・大徳寺第526世 南宗寺御住職) 略歴
昭和ニ十六年、東京に生まれる。
同五十一年、京都大徳寺僧堂に掛塔し、看雲室・中村祖順老師の下に就き修行し、老師の遷化の後、嶺雲室・高田明浦老師(現・大徳寺管長)に就き修行し嗣法する。
平成七年五月、南宗寺住職並びに南宗寺僧堂師家に就任する。平成二十三年四月、再往大徳(大徳寺第526世)に任せられる。室号は吹毛軒。
※写真は御染筆の見本です。お好きな語句で御注文を承ります。
ご注文いただいてからお手元に届くまで、長くかかる場合で、約2ケ月間お時間を頂戴いたします。
一行物、横物は基本の寸法ですが、語句によって多少異なります。また、表装の裂地は指定できません。予めご了承ください。
商品の性質上、入金確認の上御揮毫を手配させて頂き、
納期には二ヶ月ほど掛かる場合があることをご理解の上ご注文ください。
※老師により語句についてはご希望に添えない場合があります
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