水屋棚の右か左に物入れを作ることが多いのですが、この物入れには最上段に載った「所望物」に用いる花台・灰炮烙・半田・箱炭斗・炭切溜などが収納されています。
この物入れの下部は倹飩となっています。この中には寸法に切った道具炭を入れておく「炭切溜」を納めておきます。これには専用の箸も添えられています。
「炭所望」「廻り炭」等には必ず使用します。「底取」「長火箸」を添え用意しましょう。
制作休止しました。
普及品では再現できなかった柄の部分が使いやすくカーブしています。炉中での取り回しがしやすいのは、使う人の身になって造っているからです。炭火の取りこぼしも少なく、価格はお手頃に抑えています。
寸法(28㎝×10.5㎝)
晴山が監修して制作しました。
太くて重使いにくかった長火箸は従来の普及品だけでなく、木箱入りの上級品でも同じ事でした。
中川浄益製は箸の先へ行くほど細く、軽くできていますので女性の方にも使いやすいと好評です。
芋紐の巻き方も中川浄益と同じ左右逆に巻いてあり解けにくいようになっています。
寸法(38㎝×0.35㎝)
炉の「炭所望」で使用する「筋半田、巴半田」を一双とし楽焼などで出来ています。釉薬のかかった物が「筋半田」素焼きの物が「巴半田」と呼び、炉中の底の灰を取り、整えるための物です。樂家歴代が使いやすい物を造っています。
水屋Y-1/2/3/4 半田抱烙(写真は大)
赤楽の半田です。釉のかかった筋半田・素焼きの巴半田のセットで、大小の2種類。大の方は主に表千家向き、小は流儀を問わず用いますが、使用した感じではいずれも小で充分でしょう。
炭所望のみなら巴半田単品でどうぞ。
大/筋径37.0cmX高13.0cm 巴径33.0cmX高11.5cm
晴山がおすすめします。
小/筋径33.3cmX高11.8cm 巴径31.0cmX高10.4cm
晴山がおすすめします。
メーカー発注のため、納期に余裕をもってご注文ください。
詳しい納期はお問い合せ下さい。
炭切溜
寸法に切った道具炭を入れておくもので表千家では必需品です。
晴山がおすすめします。
通常の水屋で使用、利休形とされます。(炭箸付)
寸法(40.7㎝四方×高さ18.8㎝)
置水屋用 (W33×H16)(炭箸付)