灰
灰はそれを見ればその人の茶に対する心入れが判るとまでいわれるほどの道具です。良い灰ばかりは金銭で求める事が出来ないため昔から茶人はとても大切にし、箪笥に仕舞うとまでいわれています。火事や水害の際真っ先に灰を持出したともいわれるくらいですからその大切さがうかがえます。なぜそこまで灰に拘るかというと、「灰」は茶人の最も気持ち入れをする「湯相、火相」に大きく関わるからです。
炉用灰 精製済み(推奨)
原料の灰は国内産の木(炭、薪、木工材)を燃やして作りました。炉灰作りは、シッカリ手もみして粒状にしています。炉に入れるとき落ち着くように湿らせています、(湿し灰の状態になっています)
しっかり揉んだ粒状の灰は、水に浸けた位では元の灰には戻りません。炭の火で熱を掛け、茶渋成分を燃焼しなければ元の灰には成りにくいものです、このまま1~2年使ってください
灰は常の手入れが大切です、炭の燃えカスを取り、別途に茶渋液を掛けて灰つくりをします、そうする事でますますよい灰に成って行きます。
燃えてしまった炭の灰を取り除くとき周りの炉灰も多めに取り除き、同質の炉灰を、都度都度足して頂くと、炉中の灰は常に良い状態に保つ事が出来ます。
土用に灰汁抜きをした炉灰 です。
撒き灰、湿し灰としてそのままお使いください。
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風炉用灰 灰汁抜き(推奨)
土用に灰汁抜きをした風炉灰 です。
灰形のしやすい灰としてそのままでもお使い頂けます。
重量約500g
唐銅道安風炉・面取風炉 | 13~15個 |
土風炉 | 12~13個 |
唐銅切り合わせ風炉 | 8~10個 |
位が目安です。