唐物炭斗
唐物炭斗の材料は、籐または竹を用い、編み方は部分部分に変化をつけて、たいへん細かく精巧をきわめています。形ほ平丸・四方・底四方・五角・六角・八角・十二角・脛当(すねあて)など種々あります。足や台座のついたものもあり、また藤と竹の交ぜ編みや棕櫚皮(しゅろがわ)を編み込んだものなどもあります。 このような籠類の中には、もともと野菜や果物類を盛り込んだものもあるので、総称して菜籠(さいろう)と呼ぶこともあります。 籠以外にも漆器類・青見入り・金馬などもあります。
炉・風炉共通唐物(写)各流儀共通