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「ネットで楽しむ茶湯十二ヶ月」の序にかえて


 茶会や茶事で亭主と正客のやり取りの中で薀蓄のある会話を聞くことは連客にとっても楽しみであり、勉強にもなることではないでしょうか。

 しかしながら実際にはなかなか、「よい亭主ぶり」「客ぶり」というのは難しいことのように思われ、殊に正客の譲り合いなど時に見苦しくさえもありますし、よく男性だという理由で正客に祭り上げ、挙げ句に客振りを批判するなど茶人のいやらしさの極みで、これでは客のなり手がありませんし、これは茶の湯そのものが世間から嫌われる理由の一つともなっています。


saijiki01.jpg正客に上がりたくない理由に「話し下手」とか「言葉遣いが難しい」「何をどう聞いてよいかわからない」「上手に話ができない」等があげる人がおおく居られます。

 

 実際「茶席の会話集」などという主客会話の「虎の巻」まで登場し、うけている時代です。

 茶室での会話は「上手に話し」たり「格好を付け」たりするために行うのではなく、お互いに思いやる気持ちが「道具を介して」会話を交わすことなのではないでしょうか。茶室では茶道具を介しお互いの人格、教養を高める場であると考えています。

 亭主は客を如何に喜ばすかを心掛け取り合わせをする、客はその思いをいかにして亭主から引き出すかを「会話」によって行う、そのためには若干の道具に関する知識や古典文学などの教養を介在して行う必要はあると思います。

 

saijiki05_01.jpg 茶席ではどんなの話をしたらよいのか、これは実に江戸時代からの茶人の命題だったようで、様々な「数寄雑談(すきぞうだん)」のための参考書である話題本、逸話本が登場しています。
 江戸時代に出版された「茶話指月集(ちゃわしげつしゅう)」「茶窓閑話(ちゃそうかんわ)」などが有名です。

 これらの本で得た知識を元に江戸時代の茶人たちも、それらの書物の中には相当な茶湯に関する歴史、茶人の逸話、道具やその銘が生まれたいきさつなど多くの話題が盛り込まれ、茶人としての豊かな教養を身につける基となって教養、知識を高めていったと思われます。

 

 しかしながら今日ではそれらの本を読みこなすことすら難しくなった時代になってきています。

 ただ、それらの内容はあくまで伝説、言い伝えも多く、発行当初から恣意改竄が多いとまで言われており、必ずしも真実を伝える物ではありませんでした。

 

 流儀の中ばかりでなく他流の茶会に招かれますと、自分の流儀での解釈と異なる話題が出たり、様々な道具組、取り合わせや趣向に感心させられたり驚いたり、はたまたなるほどと再認識させられたりすることも多いのではないでしょうか。

 

 仕事柄、色々な流儀の方の取り合わせ、趣向に対する考え方などを深くお伺いすることも間々あります。そんな経験から、実際の茶湯の趣向に照らし合わせたお話ができない物かと考えました。

 一流儀に固執することなく幅広く道具組を取り入れつつお話が出来ればいいな、とも思っています。

 

「茶道具、取り合わせの基本知識」はこれとHPテキストとして茶道講座を行ってきましたが、「道具の使われだした時代と歴史」の話を中心にして参りました。

 

 ここでは季節の茶道具に関する話題は勿論、茶人の逸話、茶の湯の歴史、季節感、食べ物の話、茶事、茶会、稽古での失敗、様々な経験からお話をすることが興味を持たれたようで、なるべく最新の話題と、これまで「こうだ」と信じられてきたことが「実はこうでした。」という事も含めお話を進め、話の途中で新しい事実が分かれば当然、お話もして参りますし、原稿が出来上がった後からでも新しい話で異なる事実が出てきたならすぐさま変更、訂正して参る所存です。現代の「茶窓閑話」となるべく努力したいと思います。


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