◎ 新年や初釜になぜ、懐紙と扇子を配るのでしょうか?
和紙を張った扇は日本の発明で、両面に紙を張った扇子は、室町時代の頃から現れました。骨の数も次第に多くなり、細工も洗練されてきた。先の方が開いたような形の中啓という形も現れ、これは能楽に欠かせない小道具になり、末広という縁起を担ぐ呼び名も生まれま、この頃から扇子とも呼ばれるようになります。
扇子を権威の象徴とする気風は、武家社会にも引き継がれ、黒い骨に真紅の地紙を張り、金色の日の丸を描いた軍扇が愛用されます。
平和な時代が続いた江戸時代では、昔通りの白扇が殿中扇とも言われて、武家社会の作法に取り入れられています。
和紙を贈り物にする風習は、公家社会に始まり、武家社会にも引き継がれ、「一束一本」とも言われ、武家社会では、杉原紙を愛用したため、杉原紙一束(十帖)に扇子を一本添え贈り物としました。
このような仕来(しきた)りは、やがて茶湯の中にもにも浸透していき、新年などに師匠から弟子に、新しい懐紙に扇子を添え、初釜の引き物とする習慣が生まれたと思われます。
ぜひ、当店の新しい扇子と懐紙で、新しい年をお迎え下さい。
懐紙
懐紙は、茶事茶会には特別上等な物は不用だと思いますが、
新しい物を持参するよう心掛けましょう。
男女とも無地が基本です。
より手頃な簡易包装で、低価格を実現。
一帖あたり75円!(女性用)日頃のお稽古にも存分にお使いください。
無地懐紙のおすすめ品
一帖あたり75円
1帖30枚入
二帖入り×5パックのみ
茶湯には、茶巾、帛紗に箸、楊枝 心と柄杓 新しきよし
茶湯・晴山オリジナル 最高級手漉き和紙懐紙
特別な茶事には、それにふさわしい「特別な懐紙」がお薦めです。
世界文化遺産にも登録された日本の和紙。
その人気故、なかなか入手しづらくもなっていますが、
厳選した手漉き和紙で、贅沢な懐紙を造りました。
昨今では一帖30枚入りが流通していますが、
この懐紙は、古式に則り、一帖48枚 としております。
吸湿性に優れているだけでなく、逆にお菓子の水分は浸透しにくくなっています。
茶湯・晴山以外では入手できない、最高級の懐紙、
ぜひ、特別なお席にご使用ください。
そのすばらしい使い心地にきっと驚かれると思います。
ちょっとしたお手紙やお包みの代用にもお使いになられる方もいらっしゃいます。
※こちらの商品は茶湯・晴山独自で
企画、販売する物です。
他店での販売は行っておりません。
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他店での販売は行っておりません。