(裂地は地味、派手、男性のご指定のみ)菓子切・楊枝
茶会では多く「主菓子」が用いられます。上生菓子とも呼ばれ献上菓子からの派生ともいわれます。
茶事では主菓子は「縁高」を用いることを正式とします。これには「黒文字の木」を削った楊枝が添えられ、茶事での結いとのお土産、ともいわれます。
茶会や稽古では自ら持参した「楊枝」を用いることが一般的です。黒文字などの消耗品ではなく、楊枝入れに入れた楊枝を用いることが多いと思います。
ほかに、稽古でよく用いられるものに「金属製」のものがあります。一般的にはステンレス製のものをよく用いておられます。ほかに金銀のメッキを施したものなど多彩です。余りこったものでなくなるべく装飾を省いたシンプルなものがお薦めです。