第四期=自宅で茶湯を楽しみたい。とりあえず茶湯が出来る部屋がほしくなったら。
茶湯は畳で行うことを基本として点前が成立しています。
とりあえず畳のある部屋がほしい物ですが・・・。えっ!お宅にある。そうですか、和室をお持ちでしたら、今日からそこが茶室です。
出来れば風炉先屏風を据え、風炉釜をおいてお稽古は出来そうですね。
自宅で茶湯を楽しみたい。とりあえず茶の湯が出来る部屋がほしくなったら。
使える茶室を作りませんか?
・茶の湯だけで使うわけではないので、和室に炉が切ってあればいいので・・・。
・ちょっと友達を呼んでみたいだけなので・・・。
・今ある和室をお茶風に使える程度でいいので・・・。
などと、はじめは簡単に考えて、いざ設計や工事を始めてしまうと、
・どこに炉を切って、お点前はどこですればいいの?床の間との関係は?
・お客様はどこから入って、どこへ座るの・・?
・茶室の釘で必要な物は・・? どこにどんな物を使うの・・・?
・お湯を沸かしたり、火をおこすにはどこでしたらいいの・・・?
・水屋って必要・・?
などなど、疑問がいっぱい湧いてきます。設計士さんや大工さんに聞いても
「お客様の指示に従います。」では困ってしまいますよね。
私どもが考える「茶室」はけっして華美で豪華なお金のかかる茶室ではありません。
お客様が快適にご使用になれる「使える茶室」です。
茶室は流儀によっても使い勝手があったり、釘の打ち方も異なります。点前座と床の間、亭主や客の出入り口の関係も違います。正しいアドバイスを致します。
もちろん部屋の大きさ広さでも、天井の高さや、各部分で使う材木、畳までお値段はいろいろな幅があります。
ひとつひとつ
お客様のご予算に応じて「使える茶室」を作るため細やかなご提案をさせていただきます。
自宅に茶室計画。
○マンションでも・・!?
でも、茶室には炉を切りたい。
そうですよね! 炉の季節には炉があってこそ「茶室」。わかります、わかります。
そこで、お薦めの炉壇は・・・。
正式には土壁で出来た本物の「黄土製炉壇」を理想としますが、高価である、重い、欠けやすい、塗り替えが必要等といった欠点が上げられます。
そこで当店では、「本炉壇」を忠実にステンレス鋼板と特殊塗装で再現。
炭の燃焼効率を高める形態まで研究、再現した「特製 末広炉壇 取手付」を開発、茶室に収まった状態では土壁と見まごうほど。すでにお使いの皆様から大変喜ばれております。→ お薦め炉壇へ
どうせなら、茶室の釘も打ちたい。
茶室には、役釘と呼ばれる特殊な釘や金具が用いられます。
お部屋を直して、炉壇を入れるついでに茶室用の釘も入れてしまいましょう。
詳しくは、茶室の釘のページをご覧ください。
茶室には水屋が必要?
茶室には、バックヤードとしての「水屋」が必要となります。
特に広い空間は必要ありませんが、その名の通り水回りということになります。
でも、特別な配管をしなくとも、「置き水屋」という方法もあります。
→ 置き水屋へ