最近有り難いことに当社へ炉壇のお問い合わせが増えています。
より使いやすい炉壇「末広炉壇」お使いになる場合にも目的に合った各種の炉縁をご紹介致します。
折角お部屋に炉を切っても「炉縁」がなければ、炉は使えません。
炉縁も楽しみながらお使いください。
基本の真塗 無地炉縁
基本中の基本は「真塗 無地炉縁」かもしれません。
(茶湯・晴山としては広間には堅苦しい真塗より「蒔絵」が似合うと思うのですが)
四畳半から広間まで使え、最も格の高い「真台子」にも用いています。
常のお稽古に柿合塗 無地炉縁
とりあえず入れて、お稽古に使えればという方には「柿合塗無地炉縁」でもよいと言っていいでしょう。
出来れば「ハレ」と「ケ」を使い分け
普段使いの稽古など「ケ」の炉縁には「柿合塗無地炉縁」を茶事や初釜の折など「ハレ」の時には「真塗蒔絵炉縁」をと使い分けて頂きたいものです。
通常、廉価版の「柿合塗無地炉縁」はウレタン塗装が多いのですが茶湯・晴山では「本漆柿合塗炉縁」でもこのお値段!
ウレタン塗装の価格と比べて下さい。
やっぱり広間は真塗蒔絵炉縁がいい!と思います。
基本中の基本は「真塗 無地炉縁」かもしれませんが
茶湯・晴山としては広間には堅苦しい真塗より「蒔絵」が似合うと思います。
真塗は四畳半から広間まで使え、最も格の高い「真台子」にも用いています。
オールマイティーですが「堅い」感じは否めません。
茶湯・晴山では主に臺子の稽古か四畳半に用いています。
八畳の広間では蒔絵の炉縁を楽しんでいます。
何れも五万円を切るリーズナブルな価格で十分に楽しめる三点をご紹介します。
柿合塗蒔絵の炉縁
常のお稽古も明るく華やかに 柿合塗蒔絵炉縁
お稽古でも使える気楽な蒔絵炉縁をお考えの方には「柿合塗蒔絵炉縁」もよいでしょう。
普段使いの稽古など「ケ」の炉縁であっても「蒔絵炉縁」をご提案します。
表千家 惺斎好写
裏千家 鵬雲斎大宗匠御好写
大炉には玄々斎好 踊り桐蒔絵炉縁を
玄々斎が大炉を好まれたときに作られた
北山丸太拭漆踊桐漆蒔絵の炉縁を再現致しました。